NHKスペシャルの犬の矯正番組への批判的要望が多いようだけど・・・

以前、NHKで放映された「プロフェッショナル 仕事の流儀 “ワンちゃんスペシャル” 」についてこのサイトでも「噛み癖のついた犬を治すには」という記事でご紹介しました。

その後、その番組に対して異論を主張するような記事もあり、それに対しての僕の考えも「犬に体罰は絶対NGなのは当たり前!でも・・・」という記事で書きました。

最近また、これに関する記事をネットで見たので、改めて、この問題について考えてみたいと思います。

NHKでこの番組が放送されたのが今年の1月ですから、あれから8か月経過してもまだ、この番組が話題になるようです。

それくらい、インパクトの強い番組だったのでしょう。

確かに、僕もけっこうインパクトを受けたことは確かです。

しかし、犬の訓練士という立場からの視点としては、この番組で紹介された中村訓練士には決して批判的なことは言えない、と僕は思いました。

もちろん、何度も書いていますが、犬への体罰は絶対にしてはいけない、ということには文句なく大賛成です。

しかし、強い噛み癖が付いた愛犬、凶暴化した愛犬に苦労している飼い主さんがいることも確かで、その問題をこの中村訓練士が解決しているのも事実だからです。

その解決の手段は確かに本来はやるべき方法ではないかもしれません。だから、賛否があるのも当然だとは思います。

実際、放映直後には前述の批判的な記事もあったりしました。

また、最近見た上に紹介した産経新聞の記事によれば、日本動物福祉協会や日本獣医動物行動研究会からもNHKに対して再放送をしないようにというような要望書を出したりなど、この番組を放映したこと自体に対しても批判的な意見が寄せられているようです。

しかし中村訓練士への依頼は放映後に殺到して2年待ち・・・

一方では、その批判されている中村訓練士のもとへはこの問題の番組放映後に、犬のしつけ依頼が殺到するようになり、今では、訓練を受けるのに2年も待たなければいけない状態だとか・・・。

それだけ、愛犬の噛み癖で困っている飼い主がいる、ということになります。

もちろん、放映後に中村訓練士へ依頼するような人は、ある意味では氷山の一角だと思われ、日本全国には愛犬の噛み癖で困っている人がたくさんいる、と言っても間違いではないのかもしれません。

そんな飼い主さんたちが、なぜ体罰を与えるという方法がわかっている中村訓練士へ愛犬のしつけの依頼に殺到するのでしょうか。

愛犬に体罰何て与えたくない、依頼する飼い主さんのほとんどはそう思っているはずです。

それでも、依頼したくなる、それはほかにそういった犬を実際に矯正してくれるところがないからでしょう。

NHKへ苦情を申し入れた日本動物福祉協会や日本獣医動物行動研究会も、体罰をすることによって犬に対してこういった悪影響がある、ということを主張しています。それは間違いではないでしょう。その通りだと思います。

しかし、どちらの団体も実際にそういった凶暴化してしまった犬を矯正することはしていないでしょう。体罰はダメ、では体罰を与えずにそういった犬を矯正するにはどうすれば良いのか、そこが欠けている限り、実際にこの問題で困っている飼い主さんをどちらの団体も救うことは出来ないでしょう。

だから、実際にそういった犬の矯正に数多く成功している実績のある中村訓練士への依頼が殺到する、ということではないでしょうか。

産経新聞の記事によると、日本獣医動物行動研究会では次のような矯正方法を主張していると書かれています。

同研究会は問題行動に対し、てんかんなどの疾患が原因となっているケースも多いことから、まずは診察して、異常がなければ、原因となる刺激や動機を明らかにしてトレーニングするよう推奨している。子犬の頃の生育環境などから抱える不安感が要因の場合には、抗うつ剤を投与することもあるという。

*出典:産経新聞さんのサイトに掲載されていた「犬の体罰ありか、なしか 「訓練」に賛否両論

人間の場合も何か問題があると、人によっては精神疾患だ、抗うつ剤を、と言う風に簡単に済ませる医師も少なくないのが現実です。

そして、僕が知っている限りでは、こういった噛み癖を持つようになる犬は、やはり大きな要因は飼い主となる人間の飼い方、しつけ方の影響が大きいと感じています。

もちろん、犬の持っている先天的な性格要因もある場合もあるでしょう。しかし、そういった場合でも適切な飼い方、しつけ方をすれば、ほとんどの場合、噛み癖が付かないようにすることは出来ると思います。

安易に精神疾患として抗うつ剤で対応しようとすることに対しても、散歩両論があるのではないでしょうか。

同研究会でも、こういった診断ができる認定医となる獣医師が少なく、対応できる病院も限られているのが実際である上に、具体的にそういった方法でこういった犬の問題行動を矯正したという実例は紹介されていません。

つまり口ではなんとでもいえるけど、現実的にそういった凶暴化した犬の矯正実績がない、と受け取られても仕方ないと思います。

だから、現実的に困っている犬の飼い主は、実際に多数の矯正実績のある中村訓練士へ愛犬の問題行動の矯正を依頼するのでしょう。

根本的な解決策は噛み癖が付かないような飼い方しつけ方をすることだけど・・・

現状では、実際に強い噛み癖が付いた犬、凶暴化してしまった犬に対しての中村訓練士の矯正方法は、決して否定できるものではないと僕は思います。

もちろん、出来るだけ犬への体罰は避けるべき、本来はしてはいけない、とも思っています。

でも現実として、そういう問題を持つ犬がいる、それに困っている飼い主がいる、ほかに矯正してくれるところがない、ということであれば、現時点では中村訓練士の矯正法歩が実際に結果を出しているという事実から、そういった犬、そして飼い主を救っている、と言っていいのではないか、と思うのですが。

それくらい、犬に強い噛み癖がついてしまうと、それを治すのは大変なのです。

だから、噛み癖が少しでもみられるようであれば、出来るだけ早期にしつけトレーニングをしっかりとやり直す必要があるのです。

そして、子犬の甘噛みは出来るだけ早期に止めさせることが必要だと僕たちは主張しているのです。

甘噛みをするから絶対に本気噛みになる、とは限りません。でも、甘噛みが本気噛みになり、強い噛み癖になってしまうことはあるのです。であれば、そのリスクをなくすためにも甘噛みは出来るだけ早く辞めさせるようにすべきだと思うのです。

甘噛みをやめさせるのは、とても簡単なのですから。

また初期の噛み癖であれば、それをやめさせるのは比較的簡単です。

噛むことをやめさせるというよりも、しっかりと犬との主従関係と信頼関係を作り直して、基本的なしつけをしっかりと行うだけで、ほとんどの犬は噛まないようになるのです。

ラブドッグ店でのしつけトレーニングでも、実際、飼い主さんから噛むと言われら犬のほとんどは、リーダーウオークからスワレ、マテ、ハウスという基本的なしつけトレーニングをやるだけで噛むことをやめるようになっています。

ただし、強い噛み癖の付いた犬は、そうはいきません。通常のトレーニングを始める前に、犬に噛まれずに触れるようになるぐらいまで犬が慣れてくれるようにならないといけないのです。

それには、数週間から数か月ぐらいの期間が必要でしょう。犬によっては無理な場合もあります。その無理な犬を中村訓練士は矯正しているのですから僕はそれに対しては敬意を払いたいと思うのです。

だから、やはり根本的な解決策は、犬に噛み癖をつけないようにさせることなのです。

でも、ほとんどの飼い主さんは実際に犬が噛むようになってから問題意識を持つようになるので、その時はすでに襲い、という場合もあるのです。

だから、少なくとも噛むということを犬がする、それが例えば本気紙ではなく、遊びながら噛むだけだとしても、もしそういったことが愛犬に見られるのであれば、出来るだけ早期にしつけトレーニングの見直し、やり直しを行うことをお願いしたいのです。

強い噛み癖を持つようになった犬でも、ほとんどの場合、飼い主さんが適切な飼い方、しつけ方をしていれば、防ぐことが出来たはずなのです。

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