犬の散歩は毎日の楽しみ、かもしれないけど
犬を飼う目的のひとつに、犬がいれば散歩をするようになるだろう、というお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に、犬は毎日、しかも朝晩かならず散歩をするという方も多いと思います。
毎日犬の散歩をすることは、犬にとっても飼い主さんにとっても、心身の健康のためにとても良いことだというのは間違いないでしょう。
でも、犬の散歩は毎日かかさず行わなければいけないのか?
ということに関しては、賛否があるのではないでしょうか。
犬の散歩は毎日必ずするべきという意見
毎日必ずしなければいけない、という意見の方は、次のよな理由によるのではないでしょうか。
- 毎日犬の散歩をするのに理由なんてない。犬の飼い主として当たり前のこと。
- 散歩に行かないと、犬は運動不足でストレスが溜まってかわいそう。
- 犬は散歩が大好きだから、行かないとかわいそう。
- おしっこやうんちをさせなければいけないから、雨が降っても、台風でも散歩はかかせないはず。
というような感じではないでしょうか。
犬の散歩が心身の健康に悪い場合もある
このページの最初で、次のように書きました。
「毎日犬の散歩をすることは、犬にとっても飼い主さんにとっても、心身の健康のためにとても良いことだというのは間違いないでしょう。」
でもこれには、条件だあります。その条件とは、「快適な天気の日であれば」ということです。
要するに、人が散歩をして気持ちいい、と感じる日の散歩であれば、ということです。逆に言えば、人が散歩をしてあまり快適ではない、という日の散歩は、犬にとっても人にとっても、心身の健康に良くない、ということもあるということです。
犬の散歩はやめたほうが良い日
例えば、次のような日の犬の散歩はやめた方が良い、というより避けるべき、と言って良いのではないでしょうか。
- 雨の日
- 強風の日
- 気温の高い日
- とても寒い日
- 犬または飼い主さんの体調が悪い時
雨の日
雨の日の散歩が好き、という人も中にはいるかもしれません。でも、犬にとっては決して気持ちいいものではないでしょう。体も濡れて、犬の体にとっても良いことはありません。しかも、特に子犬の場合は、濡れた舗装路で肉球を傷つけることもあります。(雨の日の犬の散歩は肉球にご注意を!をご参照ください)また、台風の時などは犬のさんン歩に出ることは、犬も人も苦痛でしかないでしょう。でも普通の雨の日の散歩も犬にとって、決して良い物ではないのです。
強風の日
天気が良くても風の強い日、ってありますよね。そういう日の散歩は人にとっても危険がいっぱいです。ましてや、地面により近い位置にいる犬にとってはその危険もより高く、大きなものになります。土や砂を体にかぶってしまう、風で落ちた木の枝などが体に当たる。そのほか、突風などで何が飛んでくるかわかりません。例え台風のようなときでなく、太陽が出ていても、強風の時の犬の散歩は人にとっても、そしてより犬にとっては危険がいっぱいなのです。
気温の高い日
夏に限らず、気温の高い日は、人間でも熱中症に注意しなければいけませんよね。犬も全く同じ、というよりも犬の方がより注意が必要です。夏の炎天下の日はもちろんですが、5月頃の急に気温が上がった日はまだ人間も犬も暑さに体が慣れてないので、要注意です。もちろん、室内での温度管理も大事ですが、夏の時期、涼しい室内から外に出て暑い直射日光にさらされることも決して体によくはないでしょう。犬は、一般的に寒さには強いけど、暑さには注意が必要なのです。特に鼻ペチャ系のフレンチブルドッグやパグなどの犬種は要注意です。
また、炎天下の時は気温以上に路面が熱したフライパンのように熱くなることもあります。人間は靴を履いているから問題ありませんが、犬は直接肉球が触れるのです。そこもしっかりと考えてあげる必要があります。
とても寒い日
犬は寒さに強いと言っても、あまり寒い日は犬だって寒いのです。冬の曇った寒いような日の散歩は、決して快適なものではない、と感じる人が多いのではないでしょうか。そんな時に無理に散歩にいくのは犬も人間も寒いだけではなのでは?ただ、雪が積もった時に短時間、犬と遊ぶのは楽しいかもしれませんけどね。
飼い主さんの体調が悪い時
犬自体の体調が悪い時はもちろん散歩は避けるべきなのはわかると思います。でも、犬は普段通りだけど、飼い主さん自身が具合が悪い時は、どうしますか。結構無理して犬を散歩に連れて行く人もいるかもしれません。でも、それは決して良いことではありません。犬のためにも、飼い主さんの体調、健康はとても重要です。犬は元気いっぱいでも、飼い主さんの体調が悪い時は、犬の散歩に行くことはやめるべきでしょう。
犬の散歩に行かなければいけない理由
上に書いたような「犬の散歩はやめたほうが良い日」でも、絶対に犬を散歩につれていかなければいけない、という飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。
そしてその理由のほとんどは、「犬のおしっことうんちのため」つまり犬のトイレが散歩のため、ということでしょう。
散歩に行かないと、犬がおしっこやウンチを出来ない。家の中でしてしまったら大変、というのが、犬の散歩にどうしてもいかなければいけない理由ではないのではないでしょうか。
でも、それには解決策があります。室内に犬のトイレを作ってあげて、そこで犬が排せつをするようにしつけてあげれば良いのです。
犬が室内でトイレを出来るようになれば散歩に行けない日があっても全く問題ない
犬のトイレを散歩で、という飼い主さんは多いと思います。室内でもトイレは出来るけど散歩でもする、という場合は良いでしょう。
でも、散歩でしかトイレが出来ない、という犬は確かに雨の日でも、台風の日でも散歩が必要、となってしまいます。
そういう犬でも、飼い主さんが頑張れば、犬は室内でおしっこやウンチが出来るようになるのです。
それさえできるようになれば、犬も飼い主さんもとても楽になるのです。
犬が室内でトイレを出来るようにしてあげるメリット
犬が室内でトイレが出来るようになるメリットは、散歩に行かない日ができるようになるだけではありません。
犬が年老いてきたときに、歩くのが難しくなる、寝たきりになる犬もいます。そんな時に、散歩でしかトイレが出来ない犬の世話はとても大変だし、無理に室内でさせることが犬のストレスにもなってしまいます。
散歩でしかトイレが出来ない犬は、出来るだけ早く、室内でもトイレが出来るようにしてあげるのがか乾さんのためだけでなく、より犬のためでもあるのです。
このサイトでも犬のトイレトレーニングについてのページもありますので参考にしてください。
犬の散歩は、必ず毎日行かなければいけない物ではないのです。むしろ、そうした方が犬のためでもあるのです。
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