犬の散歩

散歩でのトイレを止めさせる

散歩でトイレ、人によっては問題行動とは認識されないかもしれませんが、散歩での排泄は場合によっては問題行動だと私たちは考えています。

本当に排泄としておしっこやウンチをする場合もそうですが、しつけの面からはちょこっといろいろなところにおしっこを引っかかて行くマーキングも問題です。

散歩での排泄は、ある意味では環境問題でもあります。

また散歩でのトイレは、しつけを入りにくくさせるとともに、雨の日でも台風の日でも、大雪の日でも、必ず毎日散歩に行かなくてはいけなくなるため、飼い主さんにとっても、犬にとっても、決して心身のために良いことではありません。

特に、犬が年老いて、足腰が弱って歩けなくなってきたときに、散歩でしか排泄をしない犬の世話は、飼い主さんと犬自身に、より大きな心身の負担をかけることになります。

できれば子犬のときから、散歩でのトイレはしないように育てるのが良いのですが、もし、散歩での排泄が当たり前で育ってしまった犬は、できるだけ早い時期に散歩ではなく、家で排泄ができるようにしてあげるのが犬のためにも良いかと思います。

具体的なトイレトレーニングの方法は下のリンクから「犬のトイレトレーニング方法!子犬はもちろん成犬も」をご覧ください。ただし、散歩でのトイレしかしていない犬の場合、少し時間と忍耐力が必要となる場合があります。その点について、以下に書いていきたいと思います。

散歩でのトイレが習慣になっている犬の場合は忍耐が必要

室内でのトイレトレーニングを始めても、散歩でのトイレが習慣になっている犬は、そう簡単には室内のトイレの中でおしっこやうんちをしてくれないこともあるでしょう。

ここからが犬との我慢比べとなります。

犬が排泄をするまで、出来る限り設置したトイレですごさせます。

そして、犬がおしっこまたはうんちをしそうになるのがわかったら、「ワンツー、ワンツー」または「シーシー」「ベンベン」などという言葉をかけ続けます。

排泄のときに排泄用のかけ声をかけることによって、犬によってはその声をかけることによって、犬の尿意を起こさせて、排泄をさせるということが出来るようになります。

そうすれば、散歩でさせる場合も、ここでさせたいという場所で犬に排泄をさせることが出来るようにもなってきます。

さて、このように声をかけておしっこまたはウンチをしたら、直後にしっかりと優しく褒めてあげます。

室内で排泄をしないことを習慣にしていた犬は、我慢できずに室内で排泄してしまったことに対して、とても罪悪感を持つことがあります。

それを解消させてあげるためにも、しっかりと優しく声をかけながら、体を撫でることを行い、その罪悪感からくるストレスをできるだけ解消してあげます。

このように、すんなりいけばよいのですが、なかなかそうはいかないケースが多いと思います。

けっこう犬も我慢強いので、最後の最後まで我慢する犬も多いと思います。

どちらかというと、犬の年齢が若い方が、我慢の程度も低くなるようです。逆に、散歩での排泄経験が長ければ長いほど、つまり高齢になればなるほど、我慢する程度も高くなるでしょう。

ただし、あまり我慢させすぎると、尿が長時間膀胱に溜まってしまうため、犬の体調等によっては細菌が増殖してしまい、膀胱炎になってしまう可能性もあります。

従って、3日目になっても我慢しているようであれば、一度散歩で排泄させて、再度、取り組むということをしたほうが良いと思います。

その場合、なるべく早く尿意を起こさせるために、水分をたくさんとらせるようにします。例えば、犬が飲みたがる飲み物、ミルクを薄めたものを飲ませるなどのことをさせ、また、犬は動くと排泄しやすくなる傾向がある場合もあるので、排泄をしないようにさせながら、適度に運動をさせるということも良いと思います。

また、散歩で排泄したところのおしっこをトイレシーツにつけて、それをトイレに敷くのも試してみる価値はあると思います。

平行してリーダーウォークトレーニングを行う

室内でのトイレトレーニングを行っている期間は原則として外への散歩はいかないようにします。

室内のトイレで排泄をさせようとしても、今まで通り散歩をしていれば、必ず犬は散歩で排泄をするでしょう。

散歩で排泄をしてしまえば、当然のことながら、室内のトイレでは排泄はしません。

したがって、室内での排泄をさせる場合は、散歩へ行かないことが原則となります。

しかし、室内のトイレでおしっこやウンチができるようになっても、その後また今まで通りの散歩に行けば散歩でおしっこやウンチをしてしまうでしょう。

そうなると、せっかくのトイレトレーニングが無駄になってしまう可能性があります。

したがって、散歩では排泄をさせないようにすることが必須となるのです。

そのために、最も有効なのが、リーダーウォークトレーニングということになります。

逆に言えば、犬のしつけを行うためには、散歩での排泄は基本的にはさせないようにしていくため、室内で排泄するようにさせることが、ひとつのポイントにもなります。

つまり、室内で排泄をさせるようにすることは、犬と飼い主さんの心身の負荷を大きく低減させるだけでなく、しつけの第1歩ともなるのです。

出来るようになってからもしばらくは同じようにさせる

このように室内などのトイレでの排泄をさせるようにしていきますが、一度できたからだいじょうぶ、ということにはなりません。

最初は我慢に我慢を重ねた上で、仕方なく排泄してしまったという状態です。

犬をトイレに入れたらすぐに排泄するようになるまでは、飼い主さんは気を抜かずに教える気持ちが重要です。

長年行ってきた習慣を変えるには、やはりそれなりの時間が必要になります。その時間は犬によっても違うので、一概にどのくらいとは言えないのですが、最低でも1ヶ月は見ておく必要があるでしょう。

犬のトイレトレーニング

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