ラブラドールレトリバーの毛色による性格の違い

毛色によって性格が違うというのは、いくつかの犬種で言われています。

でも、実際に毛色による性格の違いを肌で感じたのはラブラドールレトリバーだけです。

一般的にはあまり言われてないのかもしれませんが、以前から訓練士からはよく聞く話でした。

そして、実際に自分で訓練して、またお店に来るラブラドールレトリバーを世話して、こんなにも毛色での性格に違いがあるのか、と感じたのはまさにラブラドールレトリバーだけです。

トイプードルの毛色による性格の違いというのはネットでよく目にしますが、実際にたくさんのトイプードルと接して、しつけトレーニングをしてきた中では、トイプードルの毛色による性格の違いは全く感じたことはありませんでした。

しかし、ラブラドールレトリーバーに関しては、はっきりと毛色による性格の違いを感じるのです。

もちろん、全てのラブラドールレトリバーが該当するわけではないと思いますが、少なくとも今まで接したラブラドールレトリバーは、かなりの確率で該当してしまうのです。

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ラブラドールレトリバーの毛色は3種類

ラブラドールレトリバーの毛色には、3種類あります。

イエロー、ブラック、そしてチョコレートです。

ペット・トライアングルのLOVEDOG店にも、イエロー、ブラック、チョコレートのラブラドールレトリバーが来ますが、これらのラブラドールレトリバーに加えて、今まで接してきたいろいろなラブラドールレトリバーから感じることとして、ラブラドールレトリバーは、毛色によってかなり性格が違う、ということです。

ラブラドールレトリバーのイエローは、かなり白に近いものから赤みの強いタイプまでいろいろありますが、それらを総称してイエローといっています。

ブラックは、日本では黒ラブとして人気があります。

チョコレートは比較的希少で、これまたチョコラブとして人気があるようです。

性格の違いについては、この3色それぞれが違うというより、イエローvsブラック&チョコという2極に分かれます。

さて、この2つの毛色グループのラブラドールレトリバから実感する、具体的な毛色による性格の違いについて、ご紹介していきましょう。

イエローのラブラドールレトリバーは落ち着いた性格

イエローのラブラドールレトリバーは、盲導犬になるような子は別にして、一般的には性格はとても明るくやんちゃな面がある、陽気で活発な犬です。

しかし、それでも比較的穏やかで、落ち着いている犬が多いようです。

とても人懐っこいのですが、せわしなく動くこともなく、落ち着いた印象を感じさせる犬が多いと思います。

盲導犬として見かけるラブラドールレトリバーもほとんどがイエローだと思います。

イエローのラブラドールレトリバーは、やはりこの盲導犬のイメージに近いといっても良いかもしれません。

そして一般的に想像されるラブラドールレトリバーも、このイエローの性格が多いのではないでしょうか。

もちろん、大型犬なので適切な飼い方・しつけ方は必須ですが、それができれば、とても飼い易い性格だと感じます。

ブラックとチョコのラブラドールレトリバーの性格は超活発

それに対して、ブラックとチョコのラブラドールレトリバー、いわゆる黒ラブ、チョコラブの性格は、盲導犬のイメージとはかなりかけ離れています。

人懐っこく明るいのに変わりはありません。

しかしその陽気さと活発さの度合いは半端ではなく、かなり強力です。

黒ラブとチョコラブは動きもせわしなく、常に動いている、という印象しかありません。

落ち着きさを感じさせるイエローのラブラドールレトリバーとは全く逆の性格を感じさせる犬が多いのです。

また、どちらかというと吠えやすいタイプも多いように思います。

ブラックやチョコレートのラブラドールレトリバーは、今まで何頭も見てきましたが、落ち着いた印象を持ったのは1頭だけでした。

でもその黒ラブはもう老犬で、飼い主さんによると若いころ、特に1歳ぐらいのころは、かなりのやちゃもので、当時は犬と格闘しながらしつけてきたとおっしゃっていました。

この1頭を除いては、尻尾を忙しく振りながら、動き回り、とにかく「もう少し落ち着けば?」と言いたくなるような犬が多いように感じさせるのが、ブラックやチョコのラブラドールレトリバーなのです。

そしてなかには、近づくと吠えまくったりする、また吠えだしたら止まらないというようあ黒ラブ、チョコラブもいます。

ただし、だからと言って攻撃的なラブラドールレトリバーは、黒でもチョコでもほとんどいません。

フレンドリーという点では、毛色に関係なく共通しているのが、ラブラドールレトリバーなのです。

ただし黒ラブ、チョコラブも、超活発な性格だから、ということではなく、やはり大型犬ですから適切な飼い方・しつけ方は必須です。

特に黒ラブ、チョコラブはそれが出来ないと、扱うのが大変な犬になりかねない、ということも付け加えておきます。

ラブラドールレトリバーは毛色に関わらず訓練性は優秀

超活発、いつもせわしなく動いているようなブラックやチョコのラブラドールレトリバーでも、トレーニングを行うと、その訓練性はとても良いのです。

ただし、最初は大きくて力が強く、動いも激しいので、少し大変な部分はある場合もありますが…。

したがって、例えブラックでもチョコでも、しっかりとしつけを入れることは、そう難しくはないのです。

落ち着きがないという見方ではなく、常に動いている活動的な性格とみれば、前向けにとらえられます。

そしてだからこそ、きちんとトレーニングをすれば、一緒にいてとても楽しい犬になってっくれます。

動きが早い分、指示をすれば、即座に従ってくれる犬になるでしょう。

黒ラブ、チョコラブに対しては、少し偏見的な見方になってしまったかもしれません。

そんなことはない、という方もいらっしゃるかもしれません。

が、これはあくまでも、私が直接接してきた犬に対しての印象です。

ですから、もちろん、落ち着いたおとなしい黒ラブ、チョコラブも世の中にはいるでしょう。

黒ラブ、チョコラブにもいろいろな性格の犬がいるでしょうからね。

逆にイエローのラブラドールレトリバーでも、落ち着きなく、超活発な犬もいるかもしれませんしね。

ここで書いたイエロー、ブラック、チョコレートのラブラドールレトリバーの性格がすべてである、ということではありませんので、そこのところはご了承ください。

私が接してきたラブラドールレトリバーに関しては、毛色によってこのように性格の違いを感じたということを、素直に書いただけです。

毛色によるラブラドールレトリバーの性格の違い、科学的根拠は全くありませんが、ひとつの情報として参考としてください。

ラブラドールレトリバーは毛色に関係なく、人懐っこく、訓練性の良い犬種です。

ただし、繰り返しいなりますが、ラブラドールレトリバーは大きな犬です。

毛色に関わらず、適切なしつけトレーニングは、必ず行う必要があるということは覚えておいていただきたく思います。

特に黒ラブ、チョコラブはしっかりとしつけトレーニングを行うことを強くお勧めします。

参考までに3歳の黒ラブのトレーニング前後の動画もありあすので、ご覧になってみてください。

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