問題は犬が先に歩くかどうかではないが、結果として・・・

昨日の投稿記事「犬は人を的確に格付けしている」の続きのような内容です。

犬と飼い主の関係について、しっかりとした主従関係を作ることは古い考え方だ、というような内容の記事をネットで見ました。その記事では、散歩で犬を飼い主よりも先に歩かせると犬がリーダーだと勘違いするからいけない、という考え方も古いもので、最近の考え方は違う、というようなことも書かれていました。

でも、僕はそれは違うと思います。

確かに主従関係という言葉が適切かどうか、というのは少し同感するところもありますが、結局、犬から格上と認識してもらうということを考えると、主従関係という日本語しか見当たらないので、その言葉になってしまいます。

でも、それは愛犬との関係ではとても重要だと思っています。もちろん、人間が主となる主従関係です。

そして、散歩で犬が飼い主よりも先に歩くのは原則としてはダメ、だと思っています。

それは前回の投稿記事でも書いたように、散歩は犬と飼い主となる人間との大事なコミュニケーションの時間だと思っているからです。

犬が飼い主を全く意識せずに前を歩いている犬の散歩は、犬と飼い主とのコミュニケーションになっていません。それはただの犬の巡回みたいなものだと思っています。

ただし、犬が飼い主の前を歩く、ということがダメなのではありません。

犬が飼い主を意識せずに歩くことが問題なのです。

その結果として、犬が先に歩いてしまう、だから犬が飼い主よりも先にリードを張って、引っ張るように歩くことがダメなのです。

犬は飼い主よりも先に歩いたからと言って、自分がリーダーだと勘違いするようなこともないと思います。

犬が先に歩くのは、ただ単に飼い主を無視しているだけだと思います。

それがダメ、だと僕たちは考えているのです。

でも、犬が飼い主の前を歩いても問題ない場合もあります。

犬が飼い主の前を歩いても問題ない場合とは

問題は犬が飼い主の前を歩くかどうかではなく、犬が飼い主をしっかりと意識してあるくかどうか、ということです。

したがって、犬が飼い主の前を歩いたとしても、犬がしっかりと飼主を意識して歩いていれば、それはいいと思います。

では、どうやって犬が飼い主を意識して歩いているのかどうかを判断するのか?

それは犬が常に飼い主を見ながら歩いているかどうかです。

つまり犬がリードを持つ飼い主にアイコンタクトを取りながら歩いていれば、少しぐらい前を歩いていても問題ないのです。

アイコンタクトを取っている、ということは飼い主に意識があるということで、飼い主からどんな指示が来るのかな、というように犬が飼い主の指示がいつ来てもいいように準備しているということです。

それに対して飼い主が、散歩の途中でオスワリをさせたり、マテをさせたり、また急に歩くスピードを変えたり、歩く方向を変えたり、などすることによって犬と飼主とのコミュニケーションが成立するのです。

ただし、いい加減なドッグトレーナーがやるような、フードを顔の前に持って、犬がそれを見ているからアイコンタクトだ、と言っているのは全く違います。

それは、リードの持ち手にアイコンタクトを取っているのではなく、単にフードを目で追っているだけですからね。

へんなしつけ教室でそんなやり方を教えられないように注意してください。

ちゃんとした意味でアイコンタクトを取っている犬であれば、飼い主の少し前を歩いていても問題ないということです。

もちろん、その場合は犬がリードを引っ張ることもないでしょうし、リードが張ることもないでしょう。

ただし、全ての犬がしっかりとアイコンタクトをとるわけではありません。

飼い主のことはしっかりと意識していてもアイコンタクトを取らない犬もいます。

そういう犬は、アイコンタクトはとらなくても、きちんと飼い主の横、または後ろを歩いてきます。

もしかしたら、そういう犬でも少し前を歩くこともあるかもしれません。

その場合は、やはり横から後ろに付けさせるようにします。

切り返しになりますが、散歩で犬が飼い主の前を歩くことがダメなのではありません。

犬が飼い主を意識せずに、無視して歩くことがダメなのです。

犬がリードの持ち手である飼い主をしっかりと意識すれば、犬は飼い主の横、あるいは後ろを歩くようになるのが普通なのです。

だから、結果として犬が飼い主の前を歩くことがダメなのです。

でも、少し前を歩く犬でも、しっかりとアイコンタクトを取りながら歩いていれば、良しとしていい、ということなのです。

犬を前に歩かせないのはしつけの手段であり、結果なのです

冒頭にネットで見た記事でも、犬の我儘を治すためには基本的なしつけは必要であり、飼い主の指示に従えるようにしつけ直すのが必要と書かれていました。それはその通りです。でも、その記事では具体的にどのようにしつけ直すのか、ということは書かれていませんでした。

でも、どのようにしつけ直すか、そこが一番の問題なんです。

犬は口で理論的に説明しても全く理解できずに、言葉でしつけ直すことはできません。

そこで良く出てくるのは、フードやおやつなどの食べ物をご褒美にするしつけ方法です。

でもフードを使うしつけ方法は全くの逆効果で、形としては一見、犬が指示に従うようになったと見えますが、実態は犬が主導権を握る主従関係になってしまう、犬をより攻撃的な行動にさせてしまう、犬をより我儘に扱い難くしてしまうリスクが非常に高くなってしまうのです。

ではどうするか、僕らが行っているのが、リーダーウォークトレーニングです。

ペット・トライアングルでは、しつけの最も基本をリーダーウォークとしています。

つまり、犬が人間について歩くようにさせることです。

犬が人間について歩くようになるということは、犬がその人を意識しながら歩く、ということです。

さらについてくるということは、その人に従うという意思の表れです。

結果として、犬は人の後をついてくるということになります。

したがって、リーダーウォークが出来るようにする、ということは、犬にその人に対する服従心を持たせること、そして信頼関係を作るということなのです。

つまり、人間が主となる主従関係と信頼関係を作る手段としてリーダーウォークトレーニングを行い、犬との主従関係と信頼関係が出来た結果として、犬が人について歩くようになるのです。

これが絶対的に正しいかどうかはわかりません。

でも、僕らはこのような考え方のもとに、犬との関係を作るようにしているのです。

犬が先に歩いたら犬がリーダーだと勘違いするとかではなく、犬にリーダーのように信頼される手段としてリーダーウォークトレーニングを行い、信頼された結果として、犬が人について歩くようになる、これが僕らの考え方なのです。

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