代表的な犬の問題行動

ボーダーコリー

犬と一緒の生活は本来とても楽しいもの、ですが・・・。

愛犬の問題行動に悩まれている飼い主さんも中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

その悩みが最初は大したことなくても、放っておくと次第に大きくなり、同時に犬との生活が楽しいどころか、苦痛になってしまう、こともあるかもしれません。

犬の問題行動は出来れば早めに対処したいですね。

では、犬の問題行動にはどんなものがあるでしょうか。

僕の経験的には、犬の問題行動の代表的なものとしては、次のような問題があります。

  1. 散歩で引っ張る、車や自転車などを追う、拾い食いをする、など散歩での問題
  2. 犬や人、またチャイムや電話が鳴ると吠える、という吠えることに関する問題
  3. 飼い主も含めた、人に咬み付くという、咬むという問題
  4. 部屋の中で、トイレ以外のところで排泄をするという、トイレ、排泄の問題

こういった犬の問題行動を直したい、という飼い主さんも多いと思います。

これらの犬の問題行動は適切な飼育環境で基本的なしつけトレーニングを行えば、高い確率で改善することができます。

ただし、個々の問題行動を治す前にやるべきことがあるのです。

犬の問題行動を直す前に見直すこと

犬との主従関係と信頼関係の構築

実際ペット・トライアングルのドッグケアサービス店ラブドッグでのしつけ相談でも、ほとんどが上の4つの中のいずれかだと思います。

飼い主さんの悩みの種となる、このような犬の問題行動は当然のことながら、直したい、と考えることになります。

でも、まずは、なぜその犬が問題行動を起こすようになったのか、ということを考える必要があります。

犬の問題行動が起こる原因として、犬の生まれながらに持っている資質というものもあります。しかし、それはある程度は育て方、しつけで解消することもできます。

ほとんどの問題行動は、それまでの飼い方、飼育環境、しつけ方に起因していると思われます。

犬に問題行動を起こさせないようにするためには、まず、犬と飼い主さんがしっかりとした主従関係と信頼関係を持っていることが必須となります。

しかしながら、問題行動を起こす犬の多くはそれあ出来ていない、むしろご家庭で犬が一番、になっていると思われます。

つまり、問題行動の根本的な原因は、犬と飼い主さんまたはそのご家族が、人間を主とする主従関係と信頼関係の構築が出来ていないことにある、といっても良いと思います。

これが出来ていないと、問題行動をやめさせようとしても、飼い主さん自身が、犬に指示を出せる立場にたっていないので、いくらがんばっても、犬は言うことを聞いてくれないでしょう。

つまりまずは犬との主従関係と信頼関係をしっかりと作ることが大切です。

訓練所にいれるだけでは解決にならない

「だから訓練所に預けて直してもらうのではないか」 という意見もあるかもしれません。

訓練所などに入れれば、犬の問題行動は直るかもしれません。でも、それは訓練所で訓練士と犬との主従関係と信頼関係ができ、その後問題行動が修正されるのです。

だから、確かに犬の問題行動は治るかもしれませんが、それは訓練士がいるときだけ、というのが、ほとんどのケースです。

もちろん、訓練所に預けただけで治る犬も中にはいるでしょう。でも、それはその犬とめぐり合った飼い主さんがとてもラッキーだった、というだけだと思います。

つまり、そういう犬はめったに出会えない、ということです。

ほとんどの犬は、訓練士のいうことは聞くけど、家に帰って、飼い主さんが以前と同じように扱って、同じ飼育環境で飼われることになれば、すぐに元の問題行動を起こす犬に戻ってしまうでしょう。

犬は頭がよいのです。

人と場所をしっかりと見極める状況判断が出来るのです。

したがって、訓練士の言うことは聞くけど、飼い主の言うことはまったく聞かない、というのはごく当たり前のことなのです。

訓練所に行くだけで、良い子になる犬は、犬がもともとすばらしい資質を持っているか、訓練所で厳しく洗脳(正常な犬の脳力を厳しさで壊してしまう)されてしまった犬か、どちらかでしょう。

ごく普通の犬であれば、訓練所に入れられて、帰ってくるだけで、その後自宅で何もしなければ、問題行動の解決にはなりません。

個々の問題行動を解決するためには、まず、飼い主さんが犬のリーダーとしての存在になっていることが必要になるのです。

問題行動の解決には飼い主さんご家族と犬との主従関係と信頼関係の構築が必須

犬の問題行動を解決するためには、まずは飼い主さんが犬のリーダーとしての立場を築くために、犬の主従関係と信頼関係と再構築していくことが重要なのです。

そして単に飼い主さんだけでなく、ご家族全員が協力して取り組むことも必須となります。ご家族の中で、どなたか一人でも犬が強く出られる人がいると、トレーニングの効率も悪くなります。

トレーニングを始めたら、少なくともトレーニングを直接行わない方も、犬に対してはトレーニングを行う方と同じように接することが必要です。

そして、最終的にはご家族皆さんが、同じように犬との主従関係と信頼関係を構築していくことが理想的です。

そのためには、犬の飼育環境、犬に対する考え方から、もう一度、ご家族全員で見直していくことが重要になります。

したがって、犬に問題行動がある場合はまずはそこを、もう一度よく、見直してください。

別のページで書いてある、犬の飼い方、犬のしつけ方のところをまずはご覧いただきたいと思います。

次ページ以降で、上に書いたここの犬の問題行動に対するペット・トライアングルでの対処方法をご紹介していきますが、それらはすべて、犬との主従関係と、信頼関係が構築できていることを前提として、書いてありますので、あらかじめ、ご了承をお願いいたします。

なお、ペット・トライアングルのLOVEDOG店の家庭犬専門トレーニングを行った犬の飼い主さんにお渡ししている、問題行動の対処方法の要点を書いた紙と同様の内容を書いたページも参考までにご覧になってみてください。

「基本トレーニングと問題行動の対処方法要約」のページへ

▼犬の問題行動対処法メニュー

  1. 対処の前にやるべきこと
  2. 散歩での問題行動
  3. 家の中での問題行動
  4. 人に咬む

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▼噛む、うなる、吠えるでお困りの方には⇒「噛み犬のしつけに重点的に取り組んできたカリスマトレーナーのしつけ法」

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