5月連休前後は気温の変化が激しい時期です

先日は、まだゴールデンウィークまで1週間もあるというのに、日本各地で夏日、真夏日が観測されるという異常に気温が上がるという1日になりました。

そしてその翌日は、最高気温が10度前後、場所によっては15度くらい低くなりました。

4月から5月は気温が乱高下する時期です。

こんなに気温の上がり下がりが激しいと、人間も体調を崩しやすくなってしまいますよね。

特に、この時期は寒気と暖気の入れ替わりが激しく、寒かった時期から暖かい時期への移り変わりなので、まだ体が暑さになれておらず、ニュースなどでも熱中症に注意するよう呼びかけられています。

実際に4月23日に最高気温32度以上を記録した舘林のある群馬県では、県内で19人もの方が熱中症で病院に救急搬送されたそうです。

そして、熱中症に気を付けなければいけないのは、人間だけではありません。

大事な愛犬たちのことも考えてあげなくては。

人間は、暑ければ、日陰に入ったり、冷たい飲み物を飲んだり、自分で対処しようと思えば出来ます。

でも、犬は自分ではほとんど何もできません。

一緒にいる飼い主さんが、考えてあげないとい犬は暑さに対して何もできないのです。

犬も人間同様、この時期はまだ暑さになれていません。

ちょっとした気温の上昇には注意が必要です。

全ての犬に注意が必要ですが、特にいわゆる花べちゃ系、パグやフレンチブルドッグなどの短頭種は注意が必要です。

天気がいいからと言って、太陽が照りつける外に長時間出かけるのは避けた方が良いでしょう。

水もしっかりと飲ませてあげることが必要です。

これはすべて飼い主となる人間が注意をしてあげなければいけないのです。

暑さに注意するのは外だけではない

でも、外に出なければ大丈夫、ということでもありません。

人間も熱中症は意外にも室内で多く発症しているのです。

この時期はまだ朝晩は気温の低い日も多く、日ごとの気温の変化が激しいだけでなく、1日の中での気温の変化、最高気温と最低気温の差も大きくなりがちです。

部屋の中で朝は暖房、日中は冷房、ということもあるでしょう。
そのくらい1日の中でも気温の差があるということは、体にとても負担がかかるということでもあるのです。

前述したとおり、犬の中でも特に短頭種は気温の上昇に注意が必要です。

朝涼しかったからといって、日中の室内も涼しいとは限らず、午後には室内も蒸すような暑さになっている、ということもあるでしょう。

もし、そんな室内に、愛犬を犬だけで留守番させていたら、犬は暑さで熱中症にもなりかねません。

そんな中では、犬は何もできずにただひたすら暑さに耐えることしか出来ませんからね。

もし、この時期、犬を家で留守番させるようなことがある方は、出かける前によく天気予報を見て、その日の天気、気温の変化の予測を確認して、気温が高くなるようであれば、それに対する対策を考え、犬がつらい時間を過ごすことのないようにしてあげることが必要です。

犬は、むしろ人間よりも暑さに対しては敏感であり、弱いと思ってください。

特に絶対的な暑さというより、たとえ気温が22~3度でも、朝の気温が15度以下であれば、その差は10度前後となります。

暑さに体が慣れている夏場と違い、この時期はそのくらいの気温でも体、特に犬の体には負担になる場合があります。

人間もそうですが、特に犬の場合は生死にかかわる場合もありますからね。

この時期も必要に応じてエアコンを使おう

やっと暖房器具も片づけられ、季節的には暖房も冷房も必要ない最も過ごしやすい時期というのが4月から5月かもしれません。

でも、その感覚から、この時期にエアコンの冷房を入れるなんて、頭に浮かんでこないかもしれません。

でも、実施の暑さは、確実に冷房を必要とするときもあるのです。

まさに先日の各地で夏日、真夏日を記録した日はそんな日でした。

その後はまた最高気温も落ち着きましたが、また連休に入る今週末からは東京も夏日となり最高気温は30度近くになる予想です。

その後の連休でも暑い日になるかもしれません。

それでもまだ最低気温は15度くらいなので、朝は寒いと感じるかもしれません。最低気温と最高気温の差が10度以上になる日が多くなりそうだということです。

だからこそ、気を付けてください。

朝、少し肌寒くても天気予報で最高気温を確認して25度以上になるようなときは、昼間はエアコンの冷房をしっかりと使ってください。

この時期冷房何て、という既成概念が捨てて、少なくとも室内の温度は大きな変化がないようにしてあげて下さい。愛犬のために。

今は犬も室内で飼うのが当たり前の時代であり、実際にほとんどの方は犬種にかかわらず家で買っていただいていると思います。

そんな室内で育った犬は特に温度の変化には敏感です。

人間もそうですが、特に犬を飼っている方はエアコンをしっかりと使ってあげてください。

朝は暖房、昼間は冷房でもいいではないですか。

実際に気温がそうさせるような温度になっているのですからね。

こんないい季節にエアコンなんて、といわずに、この季節だからこそ、暖房も冷房もスイッチひとつで切り替えられるエアコンを有効に使ってほしいのです。

連休中は日帰りでもペットホテルのご利用をお勧めします

また、連休は出かける人も多いと思います。

でも、犬は家でお留守番というご家庭も多いかもしれません。

そんな方は上に書いた通り、室内でも注意するとともに、場合によっては、ペットホテルも有効に使ってほしいと思います。

日帰りでも、連休中は思わぬ渋滞や事故などで家に帰るのが予定より遅くなってしまう、ということもよくあることです。

そんなときのために、愛犬はペットホテルに預ける、ということも愛犬のためです。ペットホテルでは普通は必ず室温も管理して必要に応じてエアコンも冷房にしたりしていますからね。

日帰りでも、ショートステイという形でもお預かりもほとんどのペットホテルで対応しているでしょう。

そうすれば、万が一、渋滞や事故などで帰りが遅くなるようなときでも、場合によっては犬はショートステイから宿泊に変えてもらいペットホテルで預かってもらえば犬も飼い主さんも、少し寂しいかもしれませんが、体調を考えれば安心です。

車で一緒に犬を連れていくときは車内の温度にご注意

連休中に出かける時に、愛犬も一緒に連れていく、ということもあるかもしれませんね。

最近は高速道路のパーキングエリアやサービスエリアにもドッグランがあるところが増えてきましたからね。

以前に比べると、かなり犬を一緒に連れていきやすくなってきたと思います。

でも、車での犬と一緒のお出かけは、室内の時よりも注意が必要です。

車の中は家の中よりも天気の影響、外気の影響を受けやすいですからね。

朝出かけるときは暖房をつけていても、太陽が昇ってきてお昼ごろになると急に熱くなってくることもあります。

室内が暑くなってきたなと感じたら、すぐにエアコンを調整して今度は車内を冷やすようにして下さい。

そして、もっとも注意しなければいけないのは、お昼です。

昼食のために、人間はレストランなどで、まだ暑くないので犬は車に残して・・・、なんてことは絶対にしないでくださいね。

太陽の照り具合によっては、社内の温度は一気に上昇します。

それも30度レベルではありません。40度から50度以上にもなってしまいます。

人間のあかちゃんや、子供でも毎年のように社内に置き去りにされて熱中症で・・・、というニュースを聞くように思います。

犬も大事な家族のはずですから、全く同じです。

もし、犬も一緒に車で連れて行くのであれば、食事は高速道路であれば、売店などで買ってきて車や外のベンチなどで犬と一緒に食べるようにしてください。

そして、犬には必ず水を与えるようにしてあげてください。

もし、それが出来ないようであれば犬を車で一緒に連れて行くのはやめるべきだと思います。

ペットホテルに預けていった方が、犬も人間も快適で安心できるでしょうからね。

でも、もし食事なども含めて常に犬と一緒に行動できるのであれば、犬も一緒に連れて行ってあげてください。

犬と一緒のお出かけも楽しいですからね。

ただし、車の中ではエアコンを有効に使ってくださいね。

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