最近増えてきた多頭飼い
ペット・トライアングルのドッグケアーの実店舗であるラブドッグ店で、最近増えてきたのが、今まで愛犬は1頭だけだった方が、いつのまにか、2頭目、3頭目を飼われている、ということです。
世の中的にも、こういった多頭飼いをする方は増えているのでしょうか。
これは、個人的にはとてもいいことだと思っています。
ほとんどのケースで、多頭飼いは飼い主さんにとっても、犬にとってもメリットの方が多いと思うので。
犬を飼うのは1頭でも大変だ、それを2頭、3頭も飼うなんて・・・、という方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。
確かに、多頭飼いによるデメリットがあることも間違いではありません。
そこで、具体的に多頭飼いのデメリットとメリットについて考えてみたいと思います。
多頭飼いのデメリット
まずは多頭飼いのデメリットについて考えてみたいと思います。
多頭飼いのデメリットは、大きくは次の2つではないでしょうか。
- 犬にかかわる費用が増える
- 犬の世話が大変になる
犬にかかわる費用が増える
多頭飼いをするには、2頭目、3頭目の犬をペットショップなどから買わなくてはいけません。
最近は、ひと昔前に比べて、子犬の価格が2~3倍ぐらいになっています。人気の愛玩犬だと50万円前後の価格が当たり前のように付けられています。
まずはこれが大きな多頭飼いのネックでもあり、デメリットとなるでしょう。
ただし、里親を迎える、という場合の費用はもっと格段に安くなるとでしょう。
また、2頭目を飼い始めたら、犬のための食器やリード、首輪、そしてハウスなども2頭分が必要です。
ドッグフードやペットシーツなども消費量が2倍になります。
このように犬を飼うために必要なペット用品をさらに購入することが必要であり、フードやペットシーツ、また予防接種などの犬を飼うためのランニングコストも2倍かかることになります。
また2頭いれば、犬がけがをしたり病気になるリスクも2倍になり、動物病院などにかかる費用が増える可能性が高くなります。
つまり、多頭飼いは当然のことながら1頭よりもいろいろと費用がかかる、ということになるのです。
これが最も大きな多頭飼いのデメリットではないかと思います。
犬の世話が大変になる
飼う犬が1頭から2頭、3頭に増えれば当然世話も大変になります。
1頭目がきちんとしつけされていても、また2頭目の犬のしつけを行わなければいけません。
食事も2頭にあげなくてはいけないし、ペットシーツを取り替える回数も増えるでしょう。
ただし、そういった犬の世話が大変なのか、むしろ楽しみなのかはその飼い主さんの考え方によるかもしれませんね。
もともと犬の世話が嫌であれば、犬を飼うことはないだろうし、犬の世話をすることも犬を飼う楽しみの一つだと思いますからね。
それに、犬を2頭飼ったら、1頭に比べて世話が2倍大変になる、というわけではありません。
もちろん、1頭より世話をする内容や時間が増えるのは間違いありませんが、例えばフードを用意するのは1食も2食もそれほど負担が増えるわけでもなく、また散歩はしつけさえしっかりしておけば、2頭でも3頭でも、問題なく一緒に連れて行けます。
そういう意味では、犬の世話がそれほど大変になるとは思いませが、人によってはそれが負担と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
多頭飼いのメリット
では次に多頭飼いのメリットを考えてみましょう。
- 犬との生活がより楽しくなる
- 愛犬に犬の仲間が出来る
- いつかは来るペットロスを軽減できる
犬との生活がより楽しくなる
何といっても、これが最も大きな多頭飼いのメリットでしょう。
犬の世話の大変さは2頭になっても2倍にはならないと書きましたが、犬との生活の楽しさは、2頭になれば2倍以上、3頭いれば3倍以上になると思っています。
犬まみれの生活は、それが好きな人にとっては、とても楽しい生活になるのです。
そして同じ犬種でも2頭、3頭いれば、それぞれ性格が違います。
その成果うの違いもよくわかり、それがまた面白いのです。
また、違う犬種の場合はそれはそれでまた違った面白さがあります。
これは実際に多頭飼いをしないとわからないところもあるかもしれませんね。
愛犬に犬の仲間が出来る
愛犬にとっては、人間とは違う、同じ犬の仲間ができることになります。
必ずしも相性があるとは限りませんが、それでもなぜか、一緒に暮らしていると仲間意識は必ず出てきます。
一緒に遊ぶような関係であれば理想的かもしれませんが、必ずしも一緒に遊べる必要はありません。
1頭目がシャイな場合は、2頭目には厳しい態度を取るかもしれません。
それでも毎日一緒に暮らしていると、ほかの犬に対しての抵抗力、対応力がついてくる場合もあります。
いつかは来るペットロスを軽減できる
これも大きなメリットだと思います。
犬は長生きしても20年ぐらいです。
10年前後の寿命の犬もたくさんいます。
その時は必ず来てしまうのです。
そしてペットロスになるのは飼い主であれば避けることは絶対にできません。
それでも、もし他に世話をするべき犬がいれば、少しはそのペットロスが軽減されるかもしれません。
そうは感じないかもしれませんが、それでももしその1頭だけだったら、もっと辛いペットロスになってしまう可能性が高い、と思います。
ただし、同じような年齢の犬の場合は、逆にリスクもあります。
つまり同じような年齢だと、同じような時期に次々と亡くなってしまう、という可能性もあるからです。
そういう意味では、多頭飼いの場合、少し年齢を開けて飼うのがいいのかもしれません。
犬好きであれば、多頭飼いはメリットの方が大きい
このように、犬の多頭飼いにはデメリットもあるし、メリットもあります。
でも、もともと犬を飼おうという人は、犬が大好きな人だと思います。
そういう人にとっては、犬との生活がより楽しくなるという点で、多頭飼いはメリットの方がはるかに大きいと僕は思います。
もちろん、犬にかかる費用が増えることも確かなので、全ての人にお勧めはできませんが、もし2頭目、3頭目を飼う余裕がある人であれば、ぜひ多頭飼いをお勧めしたいと思います。
ただし、多頭飼いの場合はより適切な飼い方・しつけ方が重要になるので、その点だけはお忘れなく。
多頭飼い
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