犬を飼う心構え
新しく犬を迎えるときって、わくわくしますよね。でも犬を飼うということは、ひとつの命を預かるこ、その責任はとても大きなものです。だから、単に可愛いから、という理由だけで飼えるものではありません。そんなの当たり前だと思うかもしれません。でも、現実にその犬の生涯は全て飼い主さんがどうするかにかかっているのですからね。犬を飼う心構え、これはとても大事なことではないでしょうか。
犬との生活は本来はとても楽しいもの、だけど・・・
犬と暮らす生活、もちろん、かわいい愛犬と一緒に楽しく遊んだり、犬に癒してもらったり・・・、犬との幸せで楽しい生活を想像しますよね。
でも、実際に犬を迎えたら、楽しいどころか、想像とは全く逆に、世話が大変だったり、犬が全く言うことを聞かなかったりして、犬と一緒の生活が苦痛になっている方もなかにはいらっしゃるようですよ。
でも、もしそうなったとしても、それは犬のせいではありません。そうなってしまうのは、100%飼い主さんの飼い方・しつけ方の問題なのです。なぜなら、犬の生活の全ては、100%飼い主さんに依存しているんですからね。
だから、飼い主さんがどのような犬の生活環境を作っていくか(飼い方)、どのように人間社会で生活するためのルールを教えていくか(しつけ方)で、犬の生活態度、飼い主や家族、また人間への接し方が決まってしまうと言ってよいと思います。
では、犬のために、飼い主をはじめとして人間の家族の生活を、犬の生活に合わせて変えなければいけないのか、というと、全く逆です。もちろん、犬の散歩などのため、犬の世話に割く時間は増えることになるでしょう。でも基本的には、飼い主さんのご家庭の生活パターンに、犬を合わせるように育てていくことです。
飼育環境でポイントになるのは、犬が安心して休める場所を作ってあげること、犬を怒らなくて良いような環境を整えること、だと考えます。
そしてしっかりと生活のルールを教えていけるか、またそのために最も大事なのが犬との主従関係と信頼関係をしっかりと築いていけるか、ということがしつけのポイントになります。
人間が社会の中で生活していくときに、必ず守らなくてはならないルールがあります。
他の方に危害を加えないこと、迷惑をかけるような行為はしないことです。
同じように、人間社会で生きていく犬も、人間や他のペットに危害を加えない、迷惑をかけないようにさせることが、飼い主の義務となります。もちろんその場合、飼い主自体に人間社会で生活するためのモラルがそなわっていることが前提になりますが・・・。
このルールが守れるのであれば、飼い主は、どんな飼い方をしても良い、といっても良いのかもしれません。
人間の生活、考え方も、人によって千差万別です。したがって、犬の飼い方も十人十色になることも自然なことだと思います。
ルールを守るためには、この飼い方、しつけ方をしなければいけないという唯一の方法はありません。上のルールが必ず守れるのであれば、どんな飼い方・しつけ方をしても良いのです。
ただし、ルールが守れているかどうかを判断できるのは、飼主さんではありません。その周りで暮らす近所の方など、周りの方が判断するのです。そこがとても難しいところだと思います。
犬がルールを守らないと飼い主は犬を怒ることになります。つまり、まずは飼い主が犬を怒る必要がない生活が、犬が社会の一員としてルールを守って生活している前提になるのです。そして、かつご近所の方々も、その犬が原因となる迷惑を全く蒙ってはいないこと、これが本当の意味で、犬とその飼主さんが人間社会のルールを守って生活しているということになります。
そして、その状態こそが、犬も安心して生活できる、犬にとっても幸せな状態となるのです。
したがって、飼い主さんだけでなく、周りの人たちにも、自分の犬が迷惑をかけるようなことは全くないのか、ということをよく考えて、犬の飼育環境を整え、犬のしつけをしていく、という心構えが犬を飼う人間には必要となるのです。
犬は生きている、犬は人間ではない、当たり前のことだけど・・・
犬は家族の一員、とほとんどの方が考えていらっしゃると思います。
まさにその通りだと思います。
犬をおもちゃのように扱うのはもってのほかですが、人間のように扱う、ということが見られます。
あらためて、犬は生きているということ、そして、家族として迎えても、犬は人間ではない、ということを考えてほしいと思います。
けっこう多く見られます。どんなにかわいくても、犬は犬です。人間のように扱うことが、犬にとっては迷惑、場合によっては犬に害になることもあります。
これはけっこう重要なことだと思うので、別のページでも詳しく書いています。ぜひご覧になってみてください。
犬は人間と同じ、命をもって生きています。 ”犬は生きています!”なんて言うと、「そんなの当たり前だ」という声が聞こえてきそうですね。 確かにそのとおり、当たり前のことです。 でも、改めて、この”犬は生きている”ということ …
犬は家族の一員だけど人間扱いしてはいけないこともある ”犬は人間ではありません!”、これも”犬は生きています!”と同様、「そんなの当たり前だ」という声が言われてしまうことです。 もちろん、犬が人間だと思っている人は、まず …
また、ペット・トライアングルのLOVEDOG店でトレーニングを行なった犬の飼い主さん向けに、「教える人間の心構え」の要点を書き出したページもありますので、参考にして下さい。
犬の飼い主としての心構え 絶対にこの子を誰からも愛される犬に育てるという、強い意志を持つこと。 そのためには、犬も人間社会で暮らすルールを身に付ける必要があり、家庭犬トレーニングはそのための基本ということを理解すること。 …
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